まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

超謎だったキネシオロジーセラピー

オットの友人から話を聞き、キネシオロジーという療法があるのを知った。

彼女は妊娠中に乳がんが発覚し、大変な時間を過ごした人。幸い乳房をとってガンを取り除き、その後も問題なく元気に過ごしている。そんな彼女が何度か通っていたのがキネシオロジー。原因不明の困ったことに効くカモということで進めてくれた。なんでも、彼女の友だちで不妊だったカップルが、コレを試したあと授かったとか…。

ググってみても謎が深まるばかりのキネシオロジー。いや~~~~~と思っていたけど、好奇心と、試せるものは何でも試そうということで行ってみてきた。

私らが住むオーシュから車で一時間のところにあるクリニック。50代と思われるきれいなおばさん一人でやっている。

まずは状況を説明し、キネシオロジーについての説明を受ける。

「心身の不調やその原因は筋肉が教えてくれる。その結果は必ずしも意識していることと同じではない。意識、無意識、感情ではなく、筋肉エネルギーの声を聞く」

というようなことを言っていた気がする。

謎や。

ほんで、セラピーを受けるのは私。そうか、私か。そりゃそうか。妊活ってほんと女性ばっか。

セラピー開始。マッサージ台のようなベッドにあおむけになる。おばさんが言う通り、両手を上にあげる。おばさんは、手の甲~手首あたりをわずかな力で押す。

「ポジティブなことを想像して」「ネガティブなことを想像して」と言って筋肉反応テストをする。なんでも、ポジティブなことを想像したときは筋肉は強く保たれ、ネガティブなことを想像したときは筋肉の力が弱まって手が少し下に押されるらしい。

そんな、ぱっぱとポジティブ、ネガティブを想像しろと言われても切り換え難しい。。

それでも私の筋肉はその通りに反応したらしい。分かる?と言われるけど、よく分からない。ネガティブの時ちょっと強く押したんじゃないのぉ~~?と思う気持ちを抑えられない。

他にも、スキンケアや化粧品など体につけているものを想像してーというのがあったり、おばさんが独り言を言いながら進める場面があったり、1時間ちょっと続いただろうか。

結果、どういうわけでそうなったのかよく理解していないのだけど、第3のチャクラが弱い、ボディクリームがダメらしい、生まれたときにお母さんと乳製品の間に何かあり(本人が知ってか知らずか)、乳製品を止めてみたほうがいい、ということになった。

乳製品大好きなのに、これを”ひとまず3週間やめてみて”、はきついぜ。。。半信半疑ではあるものの、オルタナティブ医療は嫌いじゃないし、モノは試し。毎日のヨーグルト、チーズ、牛乳をちょっと止めてみることにした。

あっそ、という無関心顔のネコ