麦の苗は青々とし、木々の新芽はトトロのワンシーンのようにぐんぐんと力強く伸び、野の花が気持ちよさそうに揺れる。
う~~ん、いい季節になった、半袖の日も増えてきたフランス南部。
木で一番に葉っぱをつけて花を咲かすのはマロニエ。マロンの木。
マロンと言っても、栗ではなく栃。
マロニエは、木も花も迫力があって魅了される。
花は、タイとかインドネシアとかの、伝統舞踊のダンサーが頭につける冠みたいな装飾に似てるなっていつも思う。一個一個が大きくて、それぞれが空に向かって伸びてる様子は迫力ある。
が、
フランスでは、こういうことわざ(というのか?)がある。
En avril, ne te découvre pas d'un fil. En mai, fais ce qu'il te plait.
(4月は糸1本も脱ぐな。5月になったら好きなようにしな。)
よく言ったもんで、4月は天気が落ち着かない。あったかくなったと油断してると、翌日は寒くて薪をくべる。先週からまた寒くて厚手のスエットを引っ張り出してきた・・・。
5月が楽しみだ!