まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

4月のフランス

麦の苗は青々とし、木々の新芽はトトロのワンシーンのようにぐんぐんと力強く伸び、野の花が気持ちよさそうに揺れる。

う~~ん、いい季節になった、半袖の日も増えてきたフランス南部。

木で一番に葉っぱをつけて花を咲かすのはマロニエ。マロンの木。

マロンと言っても、栗ではなく栃。

マロニエは、木も花も迫力があって魅了される。

花は、タイとかインドネシアとかの、伝統舞踊のダンサーが頭につける冠みたいな装飾に似てるなっていつも思う。一個一個が大きくて、それぞれが空に向かって伸びてる様子は迫力ある。

 

が、

フランスでは、こういうことわざ(というのか?)がある。

En avril, ne te découvre pas d'un fil. En mai, fais ce qu'il te plait.

(4月は糸1本も脱ぐな。5月になったら好きなようにしな。)

よく言ったもんで、4月は天気が落ち着かない。あったかくなったと油断してると、翌日は寒くて薪をくべる。先週からまた寒くて厚手のスエットを引っ張り出してきた・・・。

 

5月が楽しみだ!

 

 

 

パリに週末旅行ーチャリ万歳

3月頭の週末、デンマークに行く日本の友だちがパリに2泊寄るというので、会いに行ってきた。

久々のパリ!オットと動くことが多いけど、一人でおでかけも楽しい。

 

3月頭のパリは天気が悪い・・・。寒いし雨は降るしで、あまりいい季節ではない。

私たちの滞在中も、晴れ間が出たりもしたけれど、空はずっと灰色だった。

 

そんな空の下、我らのメインの交通手段はチャリ。チャリでパリを突っ走った。

これが大正解だった。

なんせ、パリの市街地は小さい。山手線の内側よりちょっと大きいくらいか。それならメトロよりチャリの方がラク

 

使ったのは、レンタサイクルのVelib。

アプリを入れて登録、プランを選んで支払い、するとチャリを借りるためのコードがメールで送られてくる。いたって簡単。

プランもいろいろあり、

1回だけの利用(3ユーロ)

24時間パス(5ユーロ、電動チャリも使いたい場合は10ユーロ)

3日パス(20ユーロ、電動チャリも使える)

~1か月以上のサブスクもある。

 

複数台分を一人のアプリ登録で支払えるのも便利だった。各人がアプリを入れる必要はない。

24時間のプランを買うと、30分以内の利用なら追加料金なし。それ以上になると、30分毎に1ユーロが登録したカードに請求される。

けど、時間を気にしていれば、これも問題にはならない。なぜなら、Velibのチャリステーションはパリ市内あちこちにあるから!近くのステーションはアプリで確認できる。

春~夏、あったかい時期はいいだろうなぁ~。

メトロもいいけど、歩くし、磁器の問題なのかはじかれることあるし、混みもする。しかも、東京メトロを知ってると、パリメトロは小さく、暗く、乗換も良くなくて不便に感じる・・・。というわけで数日のパリ観光はメトロと合わせてチャリを使うのが正解!(オリンピックに向けて、メトロ料金は値上げされるらしい)。

 

天気が悪くて寒いパリだったけど、ずっと行きたかったオルセーにも行けたし、おいしいアジアン料理食べれたし、英語通じるし、とてもいい気晴らしになった✨田舎生活もいいけれど、たまには都会に出るの大事だ。

 

 

 

 

サンクチュアリ聖域:相撲部屋って本当にああいう感じなの?

不良お相撲さんのドラマ、サンクチュアリ聖域。オットが見ようというので一緒に見てみた。

www.netflix.com

 

イントロがとってもかっこいい。

相撲っていうと、冬にこたつで冬場所を見ながらひとり盛り上がるおばあちゃんのことを思い出す。チャンネル変えさせてくれないし、何がそんなに面白いのか分からないし、幼い私はアンチ相撲だった。

けども、年を重ねるにつれて、相撲ってかっこいいじゃん?って感じるようになった。未だに一度も観戦に行ったことがないのだけど、タイミングがあえば是非行ってみたいと思っている。

さて、そんな近いようで遠く、実際のところ何もしらない相撲。

サンクチュアリを見て驚いたのが、部屋の雰囲気、環境、人間関係!最悪じゃん!

練習って、本当にあんなガチ体育会系、しばき系なんだろうか??

今時そんなんありえないでしょーと思いながらも、知らないから分からない。もっと礼儀正しく、伝統やら文化やらお互いやらを尊重し、品があるもんだと想像していたからショックだった。

みんなすんごい口が悪くて笑っちゃうんだけど、ウチのオットはそれを面白がって覚えようとしていた。

「このタコ!」って、なんでオクトパスなん?って、聞かれても知らんがな。タコ大好きなオット、「タァーコ」「タコ!」って、いろんな言い方を練習している。

総じて面白いドラマシリーズだったのだけど、相撲の文化歴史宗教的背景とかルールとか何も説明がないところを見ると、単にエンターテイメントが目的な様子。オットには分からないことが多く難しかったんじゃないかと思う。

私はやっぱりあの相撲部屋の様子がショック。相撲部屋はあんなんじゃないよ、と誰か教えてほしい。

人工授精1回に係るお金。と、また生理来ちゃった。

フランスでの人工授精にかかるお金メモ🤑

  • ドクターとのリモート面談:32ユーロ
  • 卵胞チェックのためのエコー検査1回当たり約20ユーロ x 2~3回(前回は3回):60ユーロ
  • 血液検査1回当たり約20ユーロ x 2~3回(前回は4回):80ユーロ
  • 卵巣刺激、アンタゴニスト、HGD注射:228.83ユーロ
  • デュファストン:10錠入り5箱で18.9ユーロ
  • 精子選別:約100ユーロ
  • 人工授精:21.60ユーロ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

計541.33ユーロ。

高っ!

けども、このうち血液検査と各種注射は100%保険でカバーされる。私はセキュしかないのだけど、不妊治療用ということでドクターが手続きをしてくれた。このシステムはほんとにありがたい。なので実際に私たちのお財布から出したのは約233ユーロだった。

それでも結構するんだな。。

ここまで2回(1回目はキャンセルになったけど、精子選別以外同じだけかかってる)。人工授精は1か月おき。次は3月だけど、海外旅行と排卵日がかぶってしまうので断念して4月に回すことにした。

この間もタイミングでトライしていて、タイミングは決して悪くないはずなのだけど、また生理が来てしまった。

友だちの妊娠報告を二日連続で受けた数時間後の赤いアイツの到来。なんで私には生理がきちゃうんだろう。否定されているような気持ちになり、自信がなくなり、めちゃキツイ。しかも翌日は誕生日。なんていう誕生日だ😞

ポトフ、スープと一緒がおいしいと思うんだけどなぁ

フランスの冬、

お義母さんは家族のランチでよくポトフを作る。

ポトフといえば日本でもおなじみ。子どもの頃から、ごろごろ野菜とウィンナーを入れてよく作っていた。そう、ごろごろ野菜とウィンナーのコンソメスープだと思っていた。

が、

フランスに来て、ホントのポトフはそうじゃないことを知った!

ウチのポトフに入ってるのは、にんじん、ねぎ、かぶ、牛肉(複数部位)、煮込まず別で用意したじゃがいも。

食べ方は、

まず肉と野菜を煮込んだスープを、スープのみでいただく。

そしてその後に、取り分けておいた肉と野菜をいただく。コーニション(ベイビーきゅうりのピクルス)、マスタードを添えて。

スープは出汁が出てておいしいし、よく煮込まれたお肉はほろほろ、野菜はとろっとろ、これまたおいしい!やさしい味で、体が喜ぶ。

 

・・・んだけども、

これ、スープとお肉野菜と一緒に食べちゃダメなん?と思わずにはいられない。

とくにお肉と別蒸しのじゃがいもは、塩気が足りなかったりする。出汁と一緒に食べたらもっと旨いんじゃないか・・・?コーニションとマスタードも好きだけど、ここでそっち行く・・・?せっかくの出汁で食べたい。。

ポトフ、具材はスープと一緒に食べるのがおいしいと思うんだけどなぁ。

別々に食べる、そう決まってるものなんだろうから、下手に質問する勇気はないけども。

初めての人工授精の結果は

最初の試みは、排卵を止める注射をしてても私の体はお構いなしに排卵してしまい、失敗。

gouotsato.hatenadiary.com

2度目の試みは、やっぱり排卵はコントロールできなかったものの、何とか人工授精は実施できた。

gouotsato.hatenadiary.com

 

私が行ってるクリニックでは、15日目に血液検査で妊娠判定をする。

血液検査の結果がドクターに直接送られるので、まぁ便利。

けど、基礎体温測ってたら15日を待たずに結果分かっちゃう。分かってるのにわざわざ血液検査行くのって萎える。。けどまぁドクターからの指示なんだから仕方なく従う。

 

というわけで、初めてちゃんと実施できた人工授精の結果は、ダメだった。前日から体温が下がったので期待も何もなかったんだけど、やっぱり悲しい。二人で肩を落とした。

自己流だけどタイミングもこの2年何度も何度も試してるのに、ほんとなかなか授からない。キャッチ障害か受精障害か、そのたぐいなんじゃないかと疑う。だったらさっさとステップアップしたい。

焦る私にオットは、まだ1回しかトライしてないんだから、もう1、2回は人工授精やってみようよ、と冷静。その通りだと理解しても、やっぱりはやる気持ち、不安な気持ちは消えない。

フランス語キーボードに苦戦

この間受けたフランス語検定のTCFテストでは作文問題がある。TCFはパソコン上で受けるテスト。そう、タイプしなきゃいけない。

gouotsato.hatenadiary.com

ということで、フランス語キーボードの練習を始めたのだった。

まずはフランス語をインストール。

フランス語キーボードは、アルファベットの位置が少し違う。

かつ、フランス語にはアクソンがある。

オットのキーボードを見ながら、自分のパソコンのキーボードに異なる箇所をシールで貼る。

 

この微妙な位置関係!慣れない!

Mが薬指なのか小指なのか、まぁうまいこと見つからない。

Aは毎回ミスる。

WとZの位置むずすぎ。

ピリオド.はシフト使わないといけないってどういうこと?!

アクソン付きアルファベットの大文字の出し方が分からない。未だに分からない。オットも分からない。なんならフランス語クラスの先生も分からない。って、どういうことよ・・・(笑)

ググると入力方法が出てくるのだけど、面倒だし、覚えられないし、どうしてそうなってしまったのかちょっとよく分からない。大丈夫か、フランス語キーボード・・・。

文頭にアクソン付きアルファベットが来るときは、アクソンなしで打つか、小文字のままにするか、とのこと。

ちなみに、TCFテストの作文では画面上にアクソン付文字のキーパッドが表示されていて、クリックして入力できるようになっていた。

 

これ系はもう慣れるしかない。練習あるのみだ💦