まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

家族の有事には日本に飛んでいきたくなる

海外に住んでいて一番こわいのが、家族の不幸や病気や事故。

私もいい歳なので、そういう連絡が10年前より明らかに多くある。

2年前は祖母二人が亡くなった。

去年は母が自律神経失調症になって心身の調子が優れない日々があった。

この春先は父が事故に巻き込まれた。完全なもらい事故で、車は廃車、打撲でしばらく胸が痛んだらしい。

そして今回、母が熱中症で入院した。

 

うちの家族は、家族の有事をすぐに連絡してくれない。

さすがに祖母が亡くなったときはその日に電話をくれたけど、それ以外はいつも事後報告。事が済んで大丈夫になってから教えてくれる。それも、向こうからそのことについて連絡をくれるわけではなく、こちらが電話したときに、そういえばこんなことがあった、と、何かの話のついでのように話すのだ。

 

困る。

 

非常に困る。

 

今回の母の入院もびっくりしてしまい、できるものならすぐにでも飛んで帰って、しばらく日本にいたい。

 

ほんと頭に来るけれど、そういう親なのだ。余計な心配をかけたくないから、って。

家族なんだから余計な心配も余計でない心配もかけあって当然でしょうと思うのだけど、何度言ってもダメ。

今度帰国したときは再度、面と向かって抗議してこようと思う。