まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

精子バンクと代理出産について話す夜

2人で一杯飲みに出た夜、たわいもない話の中でなぜか精子バンクと代理出産の話になった。

最近のニュースで、精子提供をし続け550人以上の子どもの生物学的な父親になったと思われる男性に、提供を辞めるよう法的命令が出されたというのがあった。そんな流れから、精子バンクや、そこから発展して代理出産の話に。
フランスでも日本でも代理出産はできないし、実際検討しているわけではないから、ものすごく限られた(というかほぼない)知識のなかでの想像での話なのだけど。

そこで感じ方に違いがあることにびっくり。


仮にこんな可能性が考えられるとする。

①例えば私の卵子がだめで、でも子宮は巣作りできる場合:卵子提供を受けてパートナーの精子体外受精させ、私の体で育てる

②例えば私の卵子は生殖機能があるけど、育てられない体の場合:私たち二人のもので体外受精させ、代理母の体で育ててもらう

③彼の精液に生殖能力がなく、精子バンクから提供を受けて私の卵子と人工授精または体外受精

④養子縁組

私は、①と③は考えられない。ただ妊娠したい、子どもが欲しいんではなく、パートナーとの子どもが欲しいから。

一方、パートナーの方は①や③より②の方が考えられない。理由を聞くと、母になる女性にとって妊娠するというのは重要なことだと思うし、私の体の中で生命が育つことに意味があると考えている様子。

なるほどねぇ~。

血縁やDNAが重要と考える私、血縁が重要なんじゃなく共に育てることが重要、と考える彼。

みなさんはどうですか。

お義母さんちのリビングに飾ってあったきれいすぎる花。あぁ春ってほんといい季節。