まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

ハンターからおすそ分けのイノシシを食す

繁殖期が終わると狩りが解禁になり、ハンターの銃の音が聞こえてくる。
パートナーんちが所有する敷地でも狩りをしてOKとしていて、馴染みのハンターはおすそわけをしてくれる。今回はイノシシをくれた。

お義父さんが車庫でお肉屋さんと化す。「こんなん日本で見ないでしょ?怖がらないで~」というお義父さん。ふむ、新潟でも狩人にウサギやイノシシの肉をもらうことはあったけど、この光景はなかった。バングラデシュでは目の前で仲間が殺したヤギを美味しくいただくということはあった。
が、確かにフランスに特にこれは期待していなかった(笑)。フランスの田舎はワイルドだ。

数週間後、Cevitという赤ワイン煮込みになってふるまわれた。
料理もお義父さん。玉ねぎ、にんじん、ニンニク、ブーケガルニ、そして赤ワインとともに12時間煮込んだボタン肉はほろほろ。味・匂いの強い肉というけど、そんな感じはせず食べやすい。この日はじゃがいもと。残りは後日パスタといただいた(個人的にパスタとは合わないと思う…)。フランス田舎料理、うまし。

そういえば、ジビエってフランス語だったと初めて知った。当時日本で熟成肉が流行り出したときはちょこちょこジビエのお店にも行ってたけど、何語かなんて考えなかった~。gibierが日本語にもなってて、しかもちょっとイケてる感じで使われてると言うとお義父さんは笑ってた。