まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

フランスでのクリスマス

フランスでのクリスマスなんて素敵そう~!

と言われるし、ヨーロッパのクリスマスは確かに、大きなクリスマスツリーがあってキラキラしているイメージがあった。

こちらは12月16日がクリスマス休暇前の最終登校日だったらしく、子どものいる家庭はこの週が仕事おさめってところが多かった様子。そうでない家庭も、この頃から休暇モードに入ったのではなかろうか。ウチも、妹家族がボルドーから帰省してきて少しにぎやかになった。お義母さんが屋根裏にしまってあったクリスマスツリーを引っ張り出して飾り付け、リビングも華やかになった。

日本の年末の浮かれた雰囲気って好きだった。ぐっと寒くなり、街はイルミネーションでキラキラして、より賑わい、どこに行っても山下達郎が流れる。あ~今年もシングルか~とか言って同じくシングルの親友と仕事後に銀座に飲みに行く、みたいなのを何年かやった。この時期毎日忘年会で疲れるけど、1年が終わるウキウキなのか、哀愁なのか、この1年も頑張ったという達成感なのか、なんとなく皆浮かれてるから高めのテンションで乗り越えられる。

この感じは日本独特。ないので恋しくなる。

初のフランスでのクリスマスは、結論から言うと、家族みんなで過ごした静かな休日。プレゼント探しに少し気をもんだ。以上。なんというか、イメージしていた一大イベントという感じではなく、ごくシンプルなものだった。

クリスマス・イヴは日本風にロマンチックにいこう!と彼が半分冗談で言うので、どこか良いレストランでディナーデートをしようということになった。

が、どっこも開いていない・・・。唯一インド料理屋だけが営業していたけど、クリスマスにおなかいっぱいインド料理というのもなぁ、、ということで結局二人で家で料理することに。

クリスマス当日は、ランチはお義母さんたちと牡蠣を。こちらは冬によく牡蠣を食べ、彼の家ではクリスマスにもスターターに牡蠣やシーフードを食べることが多いらしい。そして夜はみんなでアペリティフシャンパンとフォアグラ、チーズ、そしてデザート。このときにプレゼント交換をした。年によっては従妹家族が来てにぎやかになるようだけど、今年はごくごく静かなものだった。

他の日本人妻のブログを読むと、いつまでも終わらないクリスマスディナーが苦痛という記事があり、嫌だな~と構えていたけど大丈夫だった。

さて、プレゼント。贈り物をするのは好きだけど、決まった日にみんなでプレゼントを買いあうというのは、慣れていないせいかあまり得意ではない。しかも一人ひとりに用意しないといけない。お義母さん、お義父さん、妹夫婦(ここは二人セットで御免)、その赤ちゃん、おばさん、従妹+彼のゴッド・サンとゴッド・ドーター、等々・・・。どこまで広げるのかはその人によるのだろうけど。

彼と私二人からということで贈るにしても、相手家族とのクリスマスは初めてで毎年どんな感じなのか分からないから、それぞれに何をプレゼントするかには悩んだ。価格帯も。相手も私に何かくれるわけだし、ちゃっちーもの贈るわけにいかないでしょ・・・?

結局、本好きのお義母さんとお義父さんには本としおり、義妹夫婦には素敵なプランク、ベイビーにはペーパークラフトをプレゼントした。一方私は、お義母さんからはマフラー・手袋・帽子のセット、妹夫婦からはピアスとレストランペア招待券をもらった。

分かったこと

・お義母さんが一番張り切るし出費もする

・一方お義父さんはこういうの得意じゃない

・予算は一人につき5,000円~10,000円ほどか

・親戚へのプレゼントは、ノートや靴下、バングルなど小さなものでOK

・毎回帰国時には日本からそれなりのお土産持って来てたけど、次回はクリスマス用に買っておくのがいいかも

来年のクリスマスに向けプレゼントアイディア考えておかないと。

プレゼント探しにやきもきしたり、プレゼント交換がなんか恥ずかしかったりしたけど、いいもんだなぁと感じた。家族みんな集まって、ツリーの下からプレゼントを持って来て、順番に開ける。子どもがいたらまた全然違うんだろうな。