まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

不法滞在~帰国~配偶者ビザ取得

不法滞在というとちょっと大げさなんだけども。

結婚式の頃にはすでにビザなし短期滞在の90日を過ぎ、不法滞在状態だった。どうなるか分からないしピリピリもしたけど、何としてもフランスでの婚姻手続き終わらせないといけないし、仕方ない。現地で滞在許可の申請ができないか役所にも連絡をしていたし、どこかで怒られても言い返すことはできる。ちなみに県庁からはまったく連絡なく何も進まなかった、というか何も起こらなかった。

結局9月末に彼と日本に行くことにしたので、40日ほどオーバーステイだったけれど、結果から言うと何事もなく出国&日本で配偶者ビザ取得&再入国できた。

この90日ルール、問題になることってあるんだろうか。バングラデシュやフィリピンでは、出国時にオーバーステイ日数分の罰金を払わされたけど。まぁ決まりは決まりなので守るべきなんだけど。

東京のフランス大使館での配偶者ビザ申請&取得は簡単かつシンプルだった。

まず大使館のHPからアポを取る。意外と開いてなかったので、早めにやったほうがいい。ウェブでキャンセルもできるので、日程確定してなくてもまず予約を取って必要なら変更するのがいい。

アポが取れたら必要書類を持って広尾の大使館へ行く。地下鉄出たとこのあのパン屋にはいつも惹かれる。大使館には彼も一緒に来ていたけど、入れるのは申請者のみとのことで彼は近くのカフェで待つことに。警備員さん曰く、以前は付き添いも入れたけど、コロナでダメになった。ビザ申請窓口はなんともやりにくい。ガラス張りで、マイクを通して受付の担当者と話す。インタビュー的なのがあるかと思ったら一切なし。速攻終わってむしろなんだか物足りない感じ。

フランスでパートナーの名字を通称名として使いますか?という質問があり”はい”と答えたけれど、この質問の意図が、どこでどう役立ってるんだかないんだか分からないので、いまだ分からない。

私たちは2週間の日本滞在だったのでビザ発給が間に合うか心配したけども、1週間くらいで届いた。申請時にレターパックを提出しておけば郵送してくれるのでありがたい。

ビザの写真を見ると、提出した写真ではなく、申請時に撮られた写真だった。これなら写真提出いらないじゃん。