まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

結婚までの道のり⑥:日本側への報告

日本側への報告は簡単。領事館HPにあるとおりに書類を用意して郵送するのみ。私は滞在許可証はないのでこれは提出せず。日本から婚姻届の紙をもらっておいたので、なんとなくこれを使いたかったけど、聞くと領事館HPにある婚姻届を使ってくださいとのこと。

マルセイユ領事館には何度も電話をした。担当者がいなかったり忙しかったりで何度もかけ直さないといけないことはあったけど、丁寧に対応してくれて、異国で右左分からない中手続きをしないといけない身としては日本語で問い合わせられるのはありがたい。いいなと思ったサービスは、提出書類に不備がないか、メールでスキャンを送るとチェックしてくれること。郵送後にやり直し、となるのを防げるので安心。

書類受理後、3週間くらいで日本の戸籍に反映されるということだったかな。最近母が別件で戸籍謄本を取りに行ったところ、私の名前が除籍になっていて、当然だし嬉しいんだけど寂しい、と言っていた。

この頃、ようやく日本も開国をしはじめ、日本人の配偶者であればビザ申請&入国が可能になっていた。というわけで、晴れて日本人の配偶者となった彼と一緒に日本に行くことにした。本来、フランス人は90日以下の滞在ならビザなしで日本訪問できるけど、はこれはまだ解禁になっていない。

彼の配偶者ビザ申請には、彼が直接領事館に行かないといけない。マルセイユ遠い・・・。どうせ領事館に行くので、日本側への婚姻届提出もあわせて直接することにした。

引っ越したばかりのマルセイユ日本領事館の窓口は、きれいだけど殺風景で小さかった。私ら以外にも年配のカップルが3組ほどいた。みんな何の申請してたんだろう。

申請は本人が直接だけど、受領は代理でOKなので友人にお願いしこちらに郵送してもらった。

私はすでに90日を超えてフランスに滞在、ビザなし滞在許可なしだったけど、ここでは何も言われず、窓口の優しいお姉さんは「私もこっちで結婚して、一度日本に帰って配偶者ビザ取って来ました~その方法ですかねぇ」と。依然県庁事務所とは連絡取れないし、やっぱり長期ビザなし(このとき在日フランス大使館では長期ビザの申請は受け付けてなかった)で入り、現地で滞在許可を取ることって不可能なんだろうか。