ようやく結婚式。
けど、フランスで結婚式ってどんな感じか分からず彼にまかせるスタンス。話によると、お互いの証人(2人まで)と家族と一緒にちょっとおしゃれして市役所に行き、市長の前で宣誓しサインをする >> みんなでレストランか家の庭でランチ >> 以上!市役所のあと教会に行くカップルもいるけど、ウチはまったく宗教気がないのでなし。
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日本で婚姻届提出する程度の簡単なもんだといいな~と思っていたけど、もう少しだけ大ごとだった。日が近づくにつれ、家族があれやこれや準備しはじめ、置いて行かれている感覚。周りが盛り上がるので、「あれ?市役所行ってごはんするだけだよね?」と少し不安になったりして。
- ランチ:ホテルのケータリングで、家の庭ですることに。お義母さんが手配。食器やナプキン、手作りのフォアグラ、等々お義母さん。
- フランスでは定番らしい、ミニサイズのシューをタワーのように積み上げたケーキ?をお義母さんが手配。
- 彼が好きなシャンパン数十本を妹が手配。
- ゲストに配るピーナッツのお菓子を私ら手配。
- ブーケの手配、洗車。
- ドレスもどの程度のものにするか悩んだけど、手頃なパーティー用の白のキャミワンピに。彼は白のパンツにシャツ、ジャケットでキレイめカジュアル。
- 2人とも関心なく最後までどうするか分からなかった指輪は、お義父さんとお義母さんのをいただいた(お義父さんは他界していて保管されていた)。
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私側はゲストなしの予定だった。結婚式がいつになるのか直前まで分からなかったし、しかも世界はまだコロナ真っ最中。実際私も帰国時に感染したし移動コワい・・・加えて世界情勢悪く航空券はんぱなく高騰。
が、頭のおかしい友人二人が来てくれた。こんなバタバタの中来てくれるなんて、本当狂ってると思う。感謝してもしきれない。
私側のゲスト2人、それにあわせて彼側も親戚や友人は呼ばず、証人とそのパートナーのみの招待にして、ごく小さな12名ほどの集まりになった。
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市役所でのセレモニーは1時間弱ほどだっただろうか。この日は市長ではなく副市長。ものすごく背の低い、けど素敵な女性副市長が結婚という契約の内容を読み上げ、二人の宣誓を確認、証人がサイン、次に私たちがサイン、指輪の交換は最後だったっけ。
副市長の話は彼が隣で訳してくれた。他の人のブログを読むと、通訳を雇わないといけないようなことも書いてあるけれど、私のいる市では必要なかった。家族手帳と、市からのギフトをもらい帰宅。
この後みんなでたっぷりのシャンパンとワインを飲んでおひらき。
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頭のおかしい友人は、日本の家族とZoomでつなぎ、当日の様子を家族がライブで見れるようにしてくれた。ほんと、彼女には感謝してもしきれない。ただの行政手続きだから、私の家族や友人が来れなくてもなんてことないと思っていたけど、私側で、私のことを一番に考え、あれこれ気づき、面倒を見て、寄り添ってくれる友人の存在というのはただただ偉大だった。