まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

初の滞在許可更新:Gers県の県庁職員が優しくて感動

ものすごい雨と雹が降り、ものすごい雨漏りで家の中に小川ができた翌日、県庁に行ってきた。目的は、「滞在許可更新の申請してるけどその後連絡なく、もうすぐ帰国予定なので困ってます。どうしたらいいか?」と相談するため。

まず、県庁に行くにはアポが必要。Gers県の県庁ホームページからアポを取る。月曜と金曜の8:30~11:30しか予約できない。20分単位のスロットで、1日に10人か。こんなんだからけっこう埋まっている。私はラッキーで、サイトを訪れた週明け月曜に空きがあった。

ウェブでも提出した書類のオリジナルとそのコピーを一式準備し、オットと共に県庁へ。先人のブログを読むと、あまりいいこと書いていない。職員感じ悪いんだろうなぁと期待せず赴く。

Le District du Gers en entretien à la préfecture – DISTRICT DU GERS DE  FOOTBALL
 Photo: https://districtfootgers.fff.fr/simple/le-district-du-gers-en-entretien-a-la-prefecture/

さて、県庁の受付の若いお姉さん、世界陸上100メートル女子優勝のリチャードソンのような付け爪をしている。OFIIの職員もポップだったけど、県庁これでいいって、フランス自由でいいなと思う。日本の役場ではまずありえない。(帰りにその話をオットにしたら、「あの爪偽物だよ」と得意げに言われ一瞬絶句して爆笑した。あたりまえやんけ!)

セキュリティ上、一人しか入れませんと付け爪のお姉さんに言われるも、私のフランス語じゃ状況説明うまくできないからとお願いすると、すんなりオットも入れてくれた。あら。

さて、外国人対応デスクで若干緊張&警戒しながら相談事項を話す。
すると・・・
あれ?対応してくれてる職員優しいぞ。オットと冗談言いながらフレンドリーに話すし、笑うし、とても感じがいい。

最初は、「オンラインで手続きやってるなら、いま書類のチェックをチームがやってるとこだから、返信を待つしかない。私がここでできることないわーごめん」とのことだったけど、今月帰国予定で帰国中にビザ切れちゃうんですーそうなったらどうなる?助けてくださいーと事情を説明すると、隣の同僚とおしゃべりしながらあれこれ調べてくれて、最終的に3か月有効のAttestation de prolongation d'instruction というのを発行してくれた!

というわけで、ひとまず問題なく旅ができそう。こんなにすんなり事が進むなんて予想外すぎて私もオットもびっくり!田舎で職員に余裕があるからか。ならば田舎万歳!