11月はじめ、秋晴れの週末、
オットと私、義妹とそのパートナー、そしてオットの友だち2人の6人で、
薪割りをした。
響きは地味なのだけど、この薪割りがくっそ疲れる大仕事。
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農家だったオットの家は大きな庭(というかちょっとした公園)があり、樫やら杉やらサイプラスやらティオルやらアカシアやら、家族が昔々に植えた木がたくさんある。
この木らが、病気だったり、雷に打たれたり、虫や鳥にやられたりで死んでしまうことがよくある。その木を切って、薪にして、冬の暖房に使うというのがオットん家流。そしてまた新たに木を植える。
このエコシステム、とてもいいなと思う。
知らなかったけど、薪って買うと結構高いのね。なので家計も助かる。
が、この薪割りがキツイ。死んだ木を、時に業者に来てもらい、時にオットがチェーンソーでガーっとやって、丸太を輪切りにした状態のを数か月~数年放置して乾かす。それを薪にするというのが今回。
薪割りといっても、斧でスパンスパンとやるやつではなく、木こり機(私命名)を業者からレンタルして、ひたすらその機械で切り株を切る。そしてそれをひたすら車庫に積み上げる、という作業。

木の切り株って、木の種類にもよるのだけど、本当に重い。木ってすごい(なんの感心)。
この機械まで切り株を動かしてきて、いい具合に機械にセットしていいサイズに割って行く。そしてそれを拾い上げてはトラックに乗せ、車庫に運んで積み上げる、、、。
朝9時から夕方17時までこの反復運動で、もも、手、腕がちょっと笑えない筋肉痛になる。
1日目の成果がこちら。


そして2日目も同じことを繰り返し(体のあちこちが悲鳴をあげる)、見事な薪の山ができた。数年は冬を越せる。ありがたや。

死んだ木、倒れた木の処理は常日頃あるのだけど、薪割りは3年に1度の大仕事。手伝いに来てくれた友だち(うち一人は薪と引き換えというディールだったけど)、ほんといい奴らだなと心から関心した。
私は、フランスに来て薪割りするとは思わなかった。