さーいよいよフランスで車探し。
実はまだどこかに動く可能性があったので、車は買っていなかった(=オットがいないとどこにも行けない引きこもり生活)。
欲しい車の条件?
車に興味ない(=知識もない)私の条件は、
オートマ、5つドア、コンパクト、駐車に自信がないので前後センサーと最低でも後方カメラ、5年後に売るときそれなりの価値がある、それなりにキレイであまりかっこわるすぎない車。
これにオットのアドバイスで足された条件は、
年式、走行距離、ディーゼル、EVなら300kmは走れるやつ。
そして、ルノーは安っぽいプラスチックの内装ですぐへんな音を出し始めるから好きでない、日本・ドイツ車は質がいいけどね~と思っている。
予算は、当初10,000ユーロだったのが、上の条件を満たすそんな安いものはなく、15,000ユーロになった。
また、いまは二人とも仕事はリモートで、毎日それぞれが別々に車必要ということはないから、ベベも欲しいことだし、ファミリーでも使える車にするかということになった。
え、オートマ車ない?
まず、近くのディーラーやガレージに行って、上の条件でどんなのがあるか聞いてみることに。
が、オートマがない!40~50代ある中で1台とか、ラッキーなら2、3台あるという感じ。価格もマニュアルより高めだし、おいおい大丈夫か私の車探し・・・。ま、選択肢が少なくて迷う余地ないから逆にいいか・・・。
びっくりして調べてみると、ヨーロッパ、そしてフランスは特にマニュアル車社会なのね。そんなことも知らなかった。あのおばさんも、この少年もみんなマニュアル乗ってるのかと関心してしまう。
え、古い車がざっくざく
最近新車に替えた父、車は10年、10万キロが目安と言っていたような。いやいや、フランスはそんなことはない。20年、20万キロも普通なのではないかと思う。ふっるい、ぼっろい車がたくさん走ってる。中古車見てても、10年落ち、15年落ちは普通。走行距離だって10万以下探す方が大変。
これ、どういうことなん?10年、10万キロ越えても整備してれば問題なくいけるということ?日本の常識がおかしいの?
それでも高い・・・
例えば、
・フォルクスワーゲン Polo、2011年モデル、走行距離31,000km、ガソリン → 12,490ユーロ
・ルノー Clio、2017年、52,319km、ディーゼル → 14,590ユーロ
・プジョー 308、2020年、127,865km、ディーゼル → 15,500ユーロ
・ダチア Duster、2018年、81,000km、ディーゼル → 15,980ユーロ
といった具合。
いま為替も弱くて余計高い!日本の中古車に比べて高くない??もう少しだけ出したら新車買えるんじゃ・・・と思ってしまう。
なんでも、いま中古車市場はとくに高騰しているとか?新車は納期が2年後とかになったりするんで、みんな中古車を買うそうな。
本気で予算を抑えようと思ったら、10,000ユーロ以下のオートマ車も見つからなくもないのかもしれないけれど、古い年式、かなりの走行距離となるのは間違いない。そうなるとトラブル発生のリスクも高くなるということでしょ?それはいやだ・・・。
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選択肢が限られるので、色や形をどうのこうの言う余地はない。いいね!ではなく、悪くないか…、という選び方。マニュアルで免許取ったのに、その後一度もマニュアル車なんて運転してなくて全くできないことを悔やむ。
車探し開始から1週間で早くも疲れて飽きてきてしまった私。あーあ、どこを妥協したらいいんだ。