まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

ビアリッツのハーフマラソン走ってきた!

バスク地方、サーフィンで有名なBiarritz。

去年の夏は、想像以上に大きな波にぐわっと体を、そしてお気に入りのサングラスを持っていかれた。もう来ないぞこんなとこ、と思っていたけれど、また来てしまった。

今回の目的は、ハーフマラソン

 

Biarritz国際マラソンは毎年この時期に開催されているらしく、12km、ハーフ、フル、の3つのカテゴリーがある。

今年は5月5日(日)開催、参加者は全部で約12,000人。東京やパリの3分の1だけど、それほど大きくない海辺の街がにぎわう。

人生初のフルマラソン。普段からちょいちょい走ってはいたけど、言っても8kmを週2日ほど。しかも冬は寒いからと怠け、まじめにトレーニングをしたのは2か月ほど。。完走が目的なので、ゆっくりペースをキープして徐々に距離を伸ばしていった。本番1週間前に最長15kmを走り、これなら21km行けるなとやっと少し自信がついた。

 

が、

膝が痛い。膝の外側やや下。と、走行距離を延ばすにつれて足の指が痛くなり、気づくと爪が黒くなっていた。右足1本、左足2本。これから夏なのに・・・ペディキュアが欠かせなくなってしまった。ランニングきついやんけ・・・涙

 

膝痛い問題は、新しいシューズにしてお尻で走るようにしたら改善し、指痛い問題はシューズの履き方で改善した。それでも治ったわけではない。

そんな不安をかかえたまま、まぁなんとかなるべ、痛かったらドロンでいいんだし、という気持ちで我らも金曜夜にバスク地方入り。

土曜の昼は友だちとシーフードとチャコリ(この地方の弱炭酸の白ワイン)を楽しみ(飲むんかい)、夜はがっつりパスタを食べて翌日に備えた(食べ過ぎておなか下した)。

当日。ハーフマラソンのスタートは10:30。渋滞回避と駐車場確保のため、8時半に家を出た。それでも会場まで1,2キロ歩く。

荷物預けたりトイレに行ったりして時間になるのを待つ。男子はその辺の藪で立ちしょんできるからいいよなぁといつも思う。

 

さてスタート。10時半なんだけど、なかなかスタートしない。狭い一般道で、人数を区切って順にスタートさせるため、後ろの方にいるとなかなか順番が回ってこない。結局スタート地点で40分ほど待ったかなぁ。もっとか?

この日は日中23℃まで上がり、太陽も終始顔を見せていた。

 

結果、21kmはフィニッシュ!けど、きつかった~!

何と言っても、ビアリッツは坂ばっかり!コースの標高差は350m。常に上っているか下っているかで、平らなのはビーチサイドのごくわずかな区間。このコース設定した人性格悪いでしょ、と、ビアリッツラソン委員会に文句を言いたくなる(笑)

それでも、緑あり、湖あり、海ももちろんあり、のコースはキレイだった。

アジア人らしき人は見なかったけど(パリともなれば有名だけど、ビアリッツラソンは知られてないのかもね)、ランニング好きには是非参加してみてもらいたい🙂

そして一緒に、運営委員会性格悪いだろと文句言いたい(笑)