まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

マンモグラフィー&エコーの巻

前回の婦人科検診で、「右胸11時の位置に小さなしこりがある」と、マンモグラフィーとエコー検査を受けるよう言われていた。

初めてのマンモグラフィーでは、びよーーーんとつぶれた自分のおっぱいに大爆笑で係りのお姉さんを困らせた。しばらくやってなかったな、マンモ。

検査を受けるには、検査できる病因や検査センターを自分で探し予約しないといけない。血液検査はそれ用のラボに行かないといけないし、マンモとエコーもまた違う場所、今度行く甲状腺の検診もまーた違うところ。あぁこの分業よ・・・。

ラッキーなことに、ウチはお義母さんがリタイアしたお医者さんでドクターネットワークがある。今回もお義母さんが、「友だちがやってるから」と言ってささっと予約をしてくれた。当日も、古い友だちとおしゃべりをしたいお義母さんがラディオロジー検査センターに同行してくれた。

産婦人科の先生からの紹介状を受付に渡し、医療保険番号はまだないけど後で払い戻ししてもらう旨を伝える。お義母さんが。なんとなく言っていることは分かる私は横でうんうん、と頷く。ほどなくして名前を呼ばれ、検査自体もちゃちゃっと終わった。

マンモとエコーは日本で受けるのと一緒。ただ、日本ではぺらっとした検査着みたいなのを貸してくれるような覚えがあるけど、フランスではそんなことはない。まぁ上半身は余裕。結果は、マンモでもエコーでも特に何も見つからないと。「産婦人科のドクターなんかあるって言ってたんだよね?うーん、なにも見つからないわー」と。

なんだよ~そんな感じなら検査要らなかったじゃーん、またお金かかるっつーのに。。。とも一瞬思ったけれど、アラフォーの私、しばらく乳がん検査受けてなかった私、この機会に受けてよかったと思い直した。ここのドクターにも、40歳を過ぎたら2年に1度は乳がん検査を受けるよう言われた。日本と同じね。

そして支払い。いくらになるのかビクビクしてたけど、なんと「いや要らないよ」で無料。お義母さんのコネすげー。そして、フランスでこんなことがあるのにびっくり。お義母さんも現役のころは同じようにしてたんだろう。持つべきものはお互い様の友だち。

が、メルシー!といって終われるわけはなく、お友だちとそのチームにお返しをしないと。日本から買ってきておいたお菓子と、ショコラティエでおいしいチョコを買って届けた。実際のところ、このお返しの方が医療費より高く付くんだけれど、そこは仕方ない。良い人間関係は何にも勝るものですから。