まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

田舎の冬、薪ストーブで暖をとる

11月中頃から暖房が必要になった。もともと農家だったパートナーのおうちは広い敷地がある。木がたくさん植えてあり、雷やら病気やらで死んでしまう木も。その木が薪になり冬の暖房に。このエコシステム、いいなぁと思う。

木を切るのは家族総出の大仕事で、2年前の夏に手伝った時は微力なくせにめちゃめちゃ疲れたので、あの苦労はこの暖かさのためかと思うと感慨深い。お義母さんが夏場木の枝を拾ってまわるのはこのためかと理解したので、今年は私も枝拾おう。

薪ストーブ、火をおこして薪をくべるのがとても楽しい。空気の入り方で燃え方はすぐに変わるし、木のサイズやタイプによっても違う。当たり前のことだけど、目の前で見えるのって楽しい。火って不思議でずっと見てられる。子どもの火遊びってそりゃ楽しいよな、と変な納得をしながら火の番をする。

冬本番はチムニーだけじゃ不十分なので、ラジエーターも併用。けれど敷地の死んだ木を利用することでだいぶ光熱費を抑えられているそう。ウチの実家もド田舎で木だけはたくさんあるけれど、木造、畳の古い日本家屋ではものすごいリノベーションをしない限りチムニーはまず無理。

フランスってどの家もチムニーがあるんだろうか?