まさかのフランス

結婚したのがフランス人だった…フランス奮闘生活日記

ちょっと近くの鱒の養殖場まで

ある日曜日、お義母さんお義父さんに誘われて、マスの養殖場に行ってきた。友だちの友だちがやってるんだそうな。鱒に特別な思い入れはないけれど、肉より魚派の私は興味津々で喜んで着いて行った。

ひとけのない田舎道で見つけるのに少し戸惑ったけど、ようやくサインボードを見つけた。こういう田舎の手作りサインボード、なんだか愛らしくて好き。

車を止めて歩いていくと、大きないけすと人が見えてきた。お手伝いと思われるティーンエージャー女子3人が長靴はいて案内やレジをやっている。さわやか、かつかわいい。ティーンエージャーパワー。

オーナーに話を聞くと、この養殖場はまだ2年ほどと新しく、いまは5,000平方メートルの広さの池で1,000匹の鱒を育てているらしい。
…と言われても池はしーーーん。そこでオーナーがエサをまくと、たくさんの魚がピチピチと池をにぎわせた。ほんとだわ、いっぱいいる。

エビの養殖も、しかも東南アジア原産のエビの種を持ち込んで、やってるんだそうな。いいのか?と思ったけれど、やはり地元当局と少しもめていて、しっかり分離・管理されたいけすなので自然の川とつながることは絶対なく、生態系を壊すことはない、と言って戦っているらしい。
エビはまだ季節でないということで、マスだけ4匹いただいて帰宅。かごに入ったマスはまだ生きていてピチピチしてる。魚好き日本人としてはこの新鮮さにテンションがあがる。

さて、こちらがこの日の鱒のビフォアー&アフター。

お義父さんがぱぱっと内蔵を取り、中にパセリを詰め。塩コショウ。小麦粉をまぶし油をひいたフライパンへ。焼きながらあらかじめ炒っておいたアーモンドをまぶす。
身は柔らかいし、味もありおいしかった。アーモンドというのは新しい。ただ、淡水魚のくせのようなものはやはりあって、いただくのはたまにでいいかなという感じ。

子どもの頃よく食べた、イワナニジマスの塩焼きが懐かしい。